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1学年(11期生)第10回「忍城主はなぜ江戸幕府に重用されたか」受講報告

11期生、第10回講義について、下記の通りその概要を報告します。

 

                     忍城主はなぜ江戸幕府に重用されたか

~「老中の城」の成立と変貌~

 

日時:令和元年9月26日(木)13:30~15:20

講師:行田市郷土博物館   鈴木館長

 

16世紀末から19世紀前半までの忍藩に関する歴史を概観し、忍城、忍藩主の位置付けや「老中の城」の成立と変貌について、

簡潔に解りやすくご説明戴きました。

 

概要

1.家康の忍城重視に始まり、幕僚時代の農村政策が忍藩の基盤となった。

2.政治的には、松平信綱・阿部忠秋ら重要幕閣が忍城主に就任したことにより,「老中の城」として位置付けられる。

3.  阿部家は代々老中就任者を輩出したことにより、幕府を支える武蔵国譜代藩としての役割を保ち続ける。

4.松平下総守家の藩主就任により「老中の城」としての役割が終焉する。

 

 

2019年9月30日 月曜日 at 1:14 pm| Posted by gyoda-hoshino

獅子舞のルーツを探る

水出み

市民大学八期生歴史、文化Cグループ   水出みよ子講師                                                         獅子舞とは、日本の獅子舞のルーツ、百獣の王、ライオンを守り神とした信仰がオリエントで始まり、古代インドでは、仏陀の化身、守護神として仏教に取り込まれ、中国には仏教と一諸に伝わった。中国獅子舞は、前漢の初期に「角抵戯」前漢、武帝の時に「雑伎」後漢の時代、月氏(アフガニスタン東北部)安息国(イラン付近)から漢王朝にライオン(日本名、唐獅子、左右の狛犬の口を開けた右方)が入り、仏教も加わり技楽になり、朝鮮百済へ、百済から推古二十年(612年)に味摩之(みまじ)が日本に帰化、大和国桜井(現奈良県明日香村)の旧豊浦寺(とゆらでら)現在の向原寺で技楽の舞を伝えたのが始まり、東大寺を中心にまわりの寺などが技楽を取り入れ西日本を中心に伝わったといわれている。獅子舞が各地に広まったのは室町時代からで江戸時代に入ると、神社信仰が始まり、伊勢派(伊勢太神楽講社)や熱田派(江戸太神楽、水戸太神楽)が獅子舞を舞い、飢饉や厄病除け、悪魔祓いなどしながら神楽師達が地方に 広めていった。

 

獅子舞の種類には、一人立ち獅子舞と二人立ち獅子舞が有り二人立ち獅子舞は一人が獅子頭を扱い、もう一人が尻尾の役を務める形で一頭、又は二頭の時もあり地方によって違う、西日本の地方には二人立ち獅子舞獅子舞が多い。

 

一人立ち獅子舞は一頭が多い時には八頭とか多数で演じられ、行田の一人立ち三匹獅子舞は、下中条、在家、馬見塚、永野、若小玉、野の六ヵ所、

 

下中条の獅子舞は、棒術の形の種類が多く残り、埼玉県無形民俗文化財に指定されており年四回、一回目は四月八日に近い日曜日、演目は厄病除け。    二回目は五月五日前後演目は四方固め、三回目は七月四日前後、演目は野上がりの厄除け、四回目は八月治子神社大祭、お盆後の土曜日又は日曜日、開催場所は治子神社、興徳寺

 

在家の獅子舞は豊富な歌が特色で年二回、一回目は五月最期の日曜日、演目は厄病除け、二回目は八月二十日に近い土曜日、河原神社祭礼で在家地区内氏子戸別。

 

馬見塚の獅子舞は、面化が酒を獅子に振る舞う「稲穂」など静かな舞が特徴、九月の神明社例大祭、第一土曜日に開催、場所は神明社、諏訪神社、薬師堂。

 

長野の獅子舞は、久伊豆神社例大祭で九月十九日に近い土曜日又は日曜日に開催、長久寺では「鐘巻」「安珍清姫伝説」などが催される。         開催場所は久伊豆神社(桜町)長久寺。

 

若小玉の獅子舞は、月遅れの盆踊り的な面、夜店が並び老若男女が揃って獅子舞を見物、家族が獅子のお祓いを受け無事成長出来ることを願う、      氷川神社例大祭で十月十五日に近い日曜日、開催場所は勝呂神社、稲荷神社又は諏訪神社、秋葉神社

 

野の獅子舞は、歌と笛による壮大な一曲形式「うたう獅子舞」他の五地区の獅子舞とは大きく異なっている。氷川神社例大祭で十月十五日に近い日曜日。 開催場所は久伊豆神社(野)氷川神社(野)諏訪神社、歓喜天社、満願寺

 

在家、馬見塚、長野、若小玉、野、の獅子舞は行田市無形民俗文化財に指定されている。

獅子舞

方眼

講義を聴いている時に小学生時代に下川上の叔父さんが愛染堂(本尊、愛染明王、熊谷市指定有形民俗文化財)で獅子舞を舞っているのを思い出しました。又、自分の子供が幼稚園の頃、獅子舞を見て綿アメを抱きながら泣いて帰ってきたことも思い出しました。          (内田)

 

 

 

2019年9月29日 日曜日 at 4:01 pm| Posted by gyoda-uchida

「獅子舞のルーツを探る」

19.09.26 10:00から2学年のカリキュラムで第8期歴史・文化Cのグループのリーダー水出みよ子さんより「獅子舞のルーツを探る」と題して講演がありました。

第一部では行田の三匹獅子舞で、これは水出さんたちが1学年(17.02.23)で発表された内容で、行田の獅子舞は毎年、下中条、在家、馬見塚、長野、、若小玉、野で開催されているそうです。中でも神仏集合(神社の中にお寺がある)や角(つの)で獅子舞の動物が判るというお話は興味深いものでした。

獅子舞のルーツ1

 

第二部では獅子舞のルーツを探るで、2学年(18.02.22)の時に発表された内容で、そもそも獅子舞は古代オリエントが発祥の地で、日本へは仏教と共に朝鮮半島から伝来したということです。野地区の獅子舞は中央部系統で他の地区は北部系統で若干異なるそうです。

最後に大胆な考察を行っていました。

獅子舞のルーツ2

講演の最後に同じメンバーの佐藤さんが、とても出来ないと思っていた発表が、メンバーのチームワークで出来たことは最大の財産だったと「産みの苦しみ」を話されていました。

講演を聞き、これだけの内容を良く調査したということと、良く15分の発表に纏められたものだという驚きがありました。来年2月の発表のいい刺激になりました。

2019年9月26日 木曜日 at 8:24 pm| Posted by 6sangyo-hiraoka