1学年(11期生)第10回「忍城主はなぜ江戸幕府に重用されたか」受講報告
11期生、第10回講義について、下記の通りその概要を報告します。
忍城主はなぜ江戸幕府に重用されたか
~「老中の城」の成立と変貌~
日時:令和元年9月26日(木)13:30~15:20
講師:行田市郷土博物館 鈴木館長
16世紀末から19世紀前半までの忍藩に関する歴史を概観し、忍城、忍藩主の位置付けや「老中の城」の成立と変貌について、
簡潔に解りやすくご説明戴きました。
概要
1.家康の忍城重視に始まり、幕僚時代の農村政策が忍藩の基盤となった。
2.政治的には、松平信綱・阿部忠秋ら重要幕閣が忍城主に就任したことにより,「老中の城」として位置付けられる。
3. 阿部家は代々老中就任者を輩出したことにより、幕府を支える武蔵国譜代藩としての役割を保ち続ける。
4.松平下総守家の藩主就任により「老中の城」としての役割が終焉する。
2019年9月30日 月曜日 at 1:14 pm| Posted by gyoda-hoshino