;

掲示板

2年郷土の歴史・「旧成田領に残る歴史遺産」見学

11月5日(月)に「旧成田領に残る歴史遺産」見学として、ものつくり大学の横山晋一教授指導の下、世良田東照宮をはじめとして現地に行って来ました。現在群馬県太田市にある世良田東照宮は、元和3年(1617)2代将軍徳川秀忠の命により、日光の地に将軍家の拝礼する建物として二条城などの築城に携わった名工「中井大和守正清」によって東照宮が造営され、さらに寛永21年に3代将軍徳川家光公の命により日光東照宮から徳川氏の先祖の地ということから、日光東照宮の奥宮を移築し、家康公をお祀りしました。その際に家光公から神領200石が寄進され、以後幕府の手厚い保護を受け、徳川家代々拝礼されてきました。現在、世良田東照宮にある拝殿がその時の建物で重要文化財に指定されています。

世良田東照宮集合写真縮小16%(3)

奉納石灯籠縮小16%(1)

忍藩主から寄進された石灯篭

拝殿縮小16%(2)

家光公により日光東照宮から移築された拝殿

妻沼聖天山は斎藤別当実盛公が、当地の庄司として、祖先伝来の御本尊聖天様を治承3年(1179)にお祀りしたのに創まる。御本尊聖天さまは、正しくは大聖歓喜天(だいしょうかんぎてん)と呼ばれ、弘法大師が密教とともに仏法の守護神として請来されて、日本でも祀られ、福運厄除の神として信仰されている。

現在の妻沼聖天山本殿は平成24年に国宝に指定されました。埼玉県内では建造物としては第1号、県内の国宝としては5番目の指定です。指定の理由としては2つあります。①日光の流れをくみ100年後に更に進んだ技術が評価されました。②多くの国宝建造物が当時の権力者側によって作られたのに対し、当時の庶民の浄財によって、44年もかけて作られたことが稀有であること。現在も庶民の心の拠り所、祈りの場として信仰されています。

妻沼聖天山拝殿縮小16%(4)

拝殿の説明を受ける2年生

妻沼聖天山本殿拝殿縮小16%(5)

「阿うんの会」のガイドさんから色彩鮮やかな彫刻の説明を聞く市民大学生!

妻沼聖天山本殿外壁彫刻縮小16%(6)

奥殿の彫刻

藤原鎌足16代の子孫の判官常光公が長承元年武蔵の国司になり、この地に館を構えて中条の姓を用いた。その子有家の長男家長は文武両道に秀いで、鎌倉幕府の評定衆となり我が国最初の法律である貞永式目を定めた。建久3年2月祖父常光公の菩提を弔うためその館を寺として竜智山常光院と名付けた。以来25の末寺を有し天台宗の大寺として十万石の格式で待遇された。昭和26年3月埼玉県は往時の境内地1万8千余坪のうち現在の境内地全域3千4百坪を史跡として指定し、文化財として永く後世に伝えることにした。(上門前の碑文より)

常光院41代小久保彰田住職縮小16%(7)

天台宗別格本山 常光院 第41代住職 小久保 彰田 様より寺の説明を受ける

旧忍町信用組合店舗は、大正11年(1922)に建てられたものだが、歴史的価値が評価されて行田市指定文化財となった。以前は行田市行田地内に存在していたが、平成30年3月に水城公園内に移築され、市内外から見学者を迎えている。

忍町信用金庫縮小16%(9)

水城公園に移築整備された旧忍町信用組合店舗

忍町信用金庫と横山晋一教授縮小16%(8)

横山晋一教授から建築史上の歴史的価値について等の説明を受ける

2018年11月23日 金曜日 at 4:00 pm| Posted by kouhou-taguchi